イエローページジャパンハワイ 2015-2016
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24暮らしの情報2016個人向け保険の概要ハワイに住む際、必要とされる保険は次の通り。  ●自動車保険     ●住宅総合保険  ●アンブレラ保険 (個人超過賠償責任保険)これらの保険についてハワイの現状を述べてみることにする。自動車保険 (Personal Automobile Insurance)車はハワイに住む人にとって日常生活には不可欠な存在となっている。日本ほど公共の交通手段が整っていないハワイでは、どうしても自動車に頼らざるを得ないことが多いからである。この日常生活と密接にかかわる自動車保険については、1974年、被害者保護を基本目的としたノーフォルト自動車保険制度*が導入されて以来、20数年を経て、1998年1月1日、新ハワイ自動車保険法 (法令第251) として改定され現在に至っている。*ノーフォルト自動車保険制度:自動車事故被害者の被害金額が一定の金額に収まる場合は、相手を訴える事を許さず、事故原因の過失を問わず自分の保険で支払うよう義務づけた制度。保険内容---------------------------------------------------------1) 賠償責任保険 (liability) (強制)a) 対人賠償 (bodily injury) 基本契約では最低1名につき$20,000、1事故につき$40,000の付保が義務づけられており、運転者の過失により他人を死傷させた場合、補償額内で支払われる。b) 対物賠償 (property damage) 運転者の過失により他人の財産、所有物を壊した場合の補償。最低1事故につき$10,000の付保が義務づけられている。2) 個人傷害補償 (PIP-Personal Injury Protection Coverage)a) 医療実費 (強制) 基本契約では最低$10,000の付保が義務づけられており、一般治療費、入院費、薬代、看護料、救急護送費、リハビリテーション費用などを担保する。希望により増額も可能。b) 休業補償 (任意) 自動車事故に起因する傷害の治療期間中の収入減を補償する。補償される給付金額は、基本契約では1カ月$500。希望により増額も可能。c) 死亡保険金 (任意) 自動車事故で死亡した場合、遺族に死亡保険金が支払われる。契約保険金は、$25,000、$50,000、$75,000、$100,000の中から選択。d) 葬儀費用 (任意) 自動車事故で死亡した場合、$2,000を限度としてその葬儀費用を担保する。e) アルタナティブ・ケア-選択看護 (任意) 前述の a) 医療実費、一般治療費の枠外で必要とされる医療費 (自然療法、カイロプラクティック、針治療、精神治療など) を担保する。一治療$75、30回までを限度とする。3) 無保険車障害保険 (uninsured motorists) (任意)相手側に事故の責任がある事が立証されたにもかかわらず、相手側が無保険だったため、補償を得られぬような場合これを肩代わりして補償限度額の範囲内で支払われる。(ちなみにハワイでは約20%の車が無保険車といわれている。)4) 補充傷害保険 (underinsured motorist) (任意)相手側に事故の責任がある事が立証されたにもかかわらず、相手側の賠償責任保険の補償限度額が低すぎて充分な補償を得られない場合、不足分が補償限度額内で支払われる。5) 車輌保険 (physical damage) (任意)a) 衝突損害担保 (collision coverage) 自動車どうしの衝突、接触、自分で壁などをこすった場合などによる自車輌の損傷を担保する。通常相手の過失によって損害を受けた場合でも、取りあえず自分の車輌保険を使い修理し、後日相手の保険会社に請求する事も可能となる。(ただし、衝突損害担保に加入していない場合は、保険会社が中に入って相手と交渉する権利はない。)b) 包括損害担保 (comprehensive coverage) 衝突事故以外の、火災、盗難、いたずら、暴風、落下物などによる自車輌の損害を担保する。ただし、車に入れて置いた物 (例えばゴルフ道具などの個人財物) はこの保険の対象とはならないので注意が必要である。6) 牽引費用 (towing & labor) (任意)自動車事故を起こし、車が運転不能になった場合、事故現場より車を牽引、移動する費用を担保する。保険引き受け、保険料算出-----------------------------自動車保険料の算出は、各保険会社が毎年監督官長に新料率を提出し許可を受けて決定されるため、今年はA社が安く翌年は逆に高くなるという現象が発生することも予想されるが、後述するアンブレラ保険などを考慮し長い目で見ると同じ保険会社で付保するのが結果的には安い買い物と思われる。また保険料を安く保つには、交通違反、事故を起こさずクリーンな運転歴を保つことが必要である。事故、飲酒運転、無謀運転などの違反歴の多い人たちが一般の保険会社から引き受けを拒絶された場合に特殊引受プランに入れるが、保険料が割り高となるので日常の運転には十分な注意が必要である。保険についてInsurance Guide

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